« やなぎ残念 | トップページ | おおっと 今週は土曜日だ »

2009年9月26日 (土)

決意!! プロ集団へ

昨夜のFC町田ゼルビア オフィシャルからの発表はご覧になった方も多いでしょう。

一サポーターとしては、今年のJ2昇格が正式になくなったことは残念です。

しかし、前期終了時点でこの事態がおこることはすでに覚悟していました。

成績面ではなく、観客動員数不足の点です。

あの時点でもブログに書いているようにすでにレッドゾーンとの認識がありました。

Jリーグ側がゼルビアにのみ基準をゆるくする理由はないので、5~10%以内の誤差でない限りは無理であると思っていました。

まあそれよりも、少なくても「少ないけど許してもらう」という考えはおかしいですね。

今も今後も観客動員数がゼルビアの経営にとってもっとも基幹となる数値であることは間違いなく、仮に動員数のみタダ券で稼いだとしても、経営基盤的にJでやっていけるという証明にはまったくなりません。選手がプロ契約に移行することを考えれば必要経費はさらに増大するはずです。

数字のマジックではなく、胸を張ってJに上がれる基盤を作る必要があると思っていましたから、クラブの今回の判断について、カメラおじさんは全面的に賛成します。

ただし、今年できなかった集客が来年できるという幻想は持ってはいけません。今年の問題を分析し、来年への布石となるよう、残りのホーム戦で試金石となるプランを試行しておく必要があります。

PDCサイクルを早めに始めることで、磐石な経営基盤づくりが望まれます。

1年延びたので、戸塚監督もS級ライセンスの取得を果たしていただけると思いますので、かえってよいのではないでしょうか?

集客について自分なりに思うことは以下の点です。

①現状の把握

 スタジアムにおとずれる観客に対し、アンケート調査を実施しする必要があります。どこから来たか、観戦頻度、開催時間帯の希望、情報確認手段、現状への意見、不満、アイディアなどの聞き取り分析することが必要です。この情報が集まれば、問題点が「想像」から「実像」へと変わります。情報があればエリアマーケティングへも展開できます。

②集客年齢層の偏り

 ゼルビアの観客層はファミリー層、中高齢者が多く、「幅広い」年齢層に浸透していると思いますが、若年から青年層の「若者」がすっぽり抜けているように思いました。この層の取り込みをどうするか?この層は学生だったりするので新聞の読者でもなく情報伝達手段でも取りこぼしていたのではと思います。また、余暇の選択肢が広いこの層に対しての訴求力を持った仕掛けが必要です。エリアマーケティングの検討も必要かもしれません。

ゼルビアの情報発信手段に見直しをかけるともに、イベント、サービスの再考が必要かと思います。玉川学園の学生さんはサッカーを見ないのか?経営シュミレーションの題材としても産学協業のもっともよい題材と思いますがいかがでしょうか?

③スタジアムインフラと連動した試合開催時間の検討

 「町田は少年サッカーの町」ですが、イベント出席したチーム以外はスタジアムに来ていませんでした。

理由は?

土日の昼間は少年サッカーチームにとって、確実に「試合」や「練習」の時間です。うちの子供たちもゼルビアサッカースクールに通っているにもかかわらず、所属しているチームの活動と重なるため、ほとんど観戦できないのです。これには親も含まれるので、大きな大きな取りこぼしです。

もったいない。みんな見たがっているのに。。特に高学年は観戦によって得るものが多いと思います。

スタジアムの夜間照明が設置されれば、スタート時間を夕方や夜にずらすことが可能となり、今まで取りこぼしていた層が拾えます。

このとき子供からの観戦料収入はあまり見込めません。ジュニアゼルビスタは安めになっていたりスクール生は実質ただであったりしますので。しかし時間が遅めになる事と、野津田の交通の便の悪さから、保護者の同行は必須となりますから、大人からの料金収入が見込めます。

④野津田公園または野津田車庫周辺の遊休地に臨時駐車施設の設置の検討

 公園本体の駐車施設を拡張するのは限界ですが、公園や野津田車庫周辺の民有地に臨時駐車施設の設置をお願いすることができれば、利便性向上にも一役買うのではと思います。もちろん駐車料金は有料でかまわないと思いますが、車庫周辺であればシャトルバスとの連携も可能です。平日はパークアンドバスライドの駐車場としての利用も考えられますし、試合開催時以外はサッカーの練習ができるグランド兼用のつくりで整備できれば無駄がありません。

今後Jリーグになった場合1~2万人の人出が輸送吸収できるインフラおよびサービスの実現が必要とされますので、助成金なども利用し検討すべきでしょう。

⑤情報発信手段の検討

 上記②の話とかぶりますが、ゼルビアがいつ試合をしていて、今日勝ったのか、順位は今どのくらいなのか、街中の人々はわざわざHPを見ていない限り、知りません。

 ゼルビアプレスも朝日新聞の読者には配られていますが、他紙の読者には届いていないので、情報が思ったよりも届いていないのです。まして、若者層は新聞の読者でない場合が多く、目に留まっていません。

 問題は情報の到達対象が限定的であるということです。

 まず駅前や人の集まるエリアに動的な情報発信のできる大型パネルの設置が望まれます。このあたりについてはJ-COMさんが専門だと思いますが、文字だけでなく各選手のインタビュー映像やハイライト動画を流し続け、盛り上げることが望まれます。

 町田市近郊の大学キャンパスでも集客イベントの展開はあってもよいと思いますし、学校丸ごと郊外授業など、来期の企画としてどうでしょうか?

上記はあくまで勝手に個人的な意見ですが、集客についてはみんなで考えていく必要があることと思いますし、カメラおじさんも普段は会社員であり、コンサルティングが仕事だったりするのでついついいろいろ書いてしまいました。

今回は「立ち止まり」ではありません。足元を固める戦略的判断です。「前に進んで」います。この苦しい時代の中で、「泥の船」とわかっていて漕ぎ出すわけにはいきません。しっかりと確実に漕ぎ出しましょう。

来年も同じような成績が出せるとは限らないという意見もあるかもしれませんが、もともとそのような力でJ2でやっていけるわけないじゃないですか。すべての面で「力をつける」必要があります。

|

« やなぎ残念 | トップページ | おおっと 今週は土曜日だ »

FC町田ゼルビア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1168014/31526294

この記事へのトラックバック一覧です: 決意!! プロ集団へ:

» 現実の厳しさを思い知らされた。 [ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio]
V・ファーレン長崎に続き、町田ゼルビアも来期のJ昇格断念を表明したそうだ。 予備審査で平均入場者数が基準に満たないことと、 基準に合うスタジアムの確保が間に合わないことが、昇格のネックになった。 いくら希望があっても、必ず試練にぶつかる。 行政とのパイプを強... [続きを読む]

受信: 2009年9月30日 (水) 13時02分

« やなぎ残念 | トップページ | おおっと 今週は土曜日だ »